みなさんこんにちは!発毛剤徹底研究の泰人(やすと)@つむじの薄毛対策中です。
リアップをはじめとする発毛剤を使っていると、必ず出てくるのが塗った後の髪の毛のごわつき、そして髪の固まり。
発毛剤徹底研究会の編集チーム内でも使用当初から「塗ったら絶対髪ごわつくよね…」と一時期話題に。
ネットで調べてみても、Yahoo!知恵袋にこのような意見がたくさん集まっていました。
リアップX5を使うと、髪の毛がごわごわになります。 クシのとおりも悪くなります。 使用して4日めですが、こんなもんでしょうか?
最近、薄毛に悩み、リアップX5 を使い始めました。 効果はもちろんまだ現れませんが、付け心地がベタベタして悪い気がします。
つけて2~3時間ほどたつと、カッチカチに固まりませんか? かぶれや肌あれ、といった副作用はないんですが 固まって(パリパリになるので)なんかこう、かゆいというか、、何て言うのか張ってる違和感というか。
まさに我々も感じていたのは、こういう使用感です。
髪がべたついたり、ごわつく、きしむとか、言葉は違いますがすべて同系統の体験談ですね。
最後の口コミにも書かれているとおり、かゆみや痛みといった副作用のような感じではないので、基本的には放置しても問題ありません。
ただ、1日2回塗るものですし、髪のセットにも影響するので使い心地として気になるんですよね。。
なんとかならないものなのか…と、解決策をいくつか探した結果、近しいものが見つかりましたので同じようなお悩みをお持ちの方は参考にしてみてください。

この記事の作者…泰人(やすと)
頭頂部の薄毛に悩むアラフォーの中年男性ライター。薄毛に悩む立場として、また発毛剤ヘビーユーザーとして記事を執筆中。twitterでは毎日発毛日記をツイートし、発毛効果が本当に有るのか日々検証している。>泰人の自己紹介と発毛日記
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薬液自体がべたつくから、髪で固まりごわつくのが原因

そもそもリアップの薬液は粘度が高めで、手の平につけてみると非常にべたつきます。
これが髪についてしまうと、きしんで固まり、それにより髪がごわついてしまうのですね。
なぜリアップの薬液はこんなにもべたつくのか…?
原因は至ってシンプル、発毛成分のミノキシジルのせいなんですね。
最初はなにか添加物のせいなのかと思っていたけど、新しく成分が追加された最新モデルのリアップX5プラスネオでもべたつき感は全く変わらないので、大正製薬お客様119番室に電話で質問してみたのです。
すると、
リアップに配合されているミノキシジルがべたつく原因であるため、ネオでも変わりなく髪のごわつきを感じる方もいらっしゃると思います。
絶対的に欠かせない発毛成分ミノキシジルが髪のゴワつきを誘発させているのですね。
この説明だと、どのリアップを使っても同じことが起こりますし、リアップのジェネリック発毛剤を使ってもごわつき感は変わらないということになりますね。。。
ミノキシジル配合の発毛剤を使用している限り、ごわつく使用感とは付き合っていく必要があります。
髪がゴワつきやすい人とゴワつきにくい人もいる
ただ、このときの質問の中でわかったことは、髪質の違いにより塗った後のゴワつき度には個人差があるそうです。
寝起きに髪がペタッとなる髪質の人はごわつきにくく、寝癖がしっかりとつく人はリアップをつけるとごわつきを感じやすい傾向にある
発毛剤徹底研究会での利用者は、ワタシ、泰人を含め、管理人のJさんも含め寝グセがしっかりつくメンバーばかり(笑)、なのでこの回答には顔を見合わせて納得しました。
使った人全員がごわつくかといえばそうではありませんので、これから発毛剤をはじめる人は試してみないとわからないというところでしょうか。
では、このべたつきやごわつきを甘んじて受け入れるしかないのかといえばそうではありません。
解決方法もわかったので、順にご紹介していきます。
髪がごわつくのは正しく塗布できていないから?リアップにも必要なソーシャルディスタンス

そもそも、リアップの塗り方を調べてみると、説明書には「1~2cmほど間隔をあけながら塗布する」と書かれています。
このルールをもう少しくわしくお客様相談室に説明してもらうと、
リアップは1回で1ml塗布できますが、これはトントン打ち付ける回数にして約50-60回分、広さでいうとはがき1枚分の範囲を塗布できる計算になります。
集中的に塗布するとごわつきの原因になるため、薄毛が気になる箇所を中心に、はがき1枚分の広さに満遍なく塗ってみてください
なるほど、間隔を空けずに集中してトントン塗ってしまうと、それ自体がごわつきの原因になってしまうのですね。
人と人とのソーシャルディスタンスが2mなら、リアップのソーシャルディスタンスは1cm。これは絶対覚えておきましょう。
また、なにがなんでも薄毛の部分だけに集中する必要はなく、その周りのハガキ1枚分の範囲で塗るのもポイントです。
1cmの間隔って意識していないと意外と忘れるもので、毎日毎日使っていると気が付かないうちに狭い範囲で塗っていることって結構あると思います。
べたつきによる髪のごわつきに困っている方は、まずはこの1cmの間隔を意識して、最大でハガキ1枚分の範囲で幅広く塗ってみることをおすすめします。
それでもごわつく場合は、髪を濡れ手でわずかに濡らしてみると…
とはいえ発毛剤徹底研究会の編集チームは、全員初心者ではなく、使い方をお伝えしている立場ですので1cmの間隔などはとっくに守っています(笑
それでもやっぱりごわつくときはごわつくんですね。。。
そういった時の最終手段が「塗って完全に自然乾燥した後、髪を少しだけ水で濡らしてみる」ことです。
当会のある一人が偶然水をつけてみたら解消できたというワザです。
軽く手を水で濡らしてから、濡れ手で髪の毛の表面を軽くさするようにしてみてください。
あら不思議、べたつきによって固くなっていた髪の毛はやわらかく、ゴワつきも軽くなっていませんか?
もちろん完全というわけではありませんが、少なくともセットの際は困ることはかなり少なくなると思います。
これが本当に有効であるのか確信が持てなかったのでお客様相談室で聞いてみましたが、
髪のごわつきが寝癖のようにみえてしまう場合は社会人としての身嗜み上よくない為、少量の水で髪を濡らしてからくしで解いて整えた方が良いのではと思います。
手ではなく、髪を濡らしてからクシをつかってといてみるのもおすすめみたいです。
多めの水や霧吹きを使うのはミノキシジルが浸透しにくくなるのでNG!
もちろん、薬液が乾いていない状態で水をつけたり、濡らし過ぎや、霧吹きを使って水をつけるような行為は逆効果となってしまいます。
リアップを塗布した直後に、霧吹きで水を吹きかけくしでとく行為は、ミノキシジルが頭皮へ浸透することを阻害する可能性がある為、推奨はしていないです。
あくまでもごくごく少量、本当に気持ちつける程度でゴワつき感はそれなりに解消されます。
また、乾かしてしまった後でも、髪の根元まで水分が行き渡ってしまうと、やはりミノキシジルの効果を妨害してしまうことになるので、髪の先端~中間部にだけとどめることを意識しましょう。
口コミをみていると、「ごわつくのがイヤだから夜1回だけ塗っている」といった本末転倒な書き込みもありましたが、1日2回を4ヶ月使用し続けることで効果を感じることができるので、ご紹介した方法を参考にしながら、正しい使い方を心がけてみましょう。
リアップのより良い使い方を知りたい方はこちらも参考になりますのでぜひご覧ください。
リアップ以外の発毛剤ではゴワつき度は変わるのか?
そもそもごわつく原因がミノキシジルにある以上、同じ成分を配合している他の発毛剤でも、基本的に薬液はべたつき度が高いので髪のごわつきが起こりやすいといえるでしょう。
ただし、それぞれの発毛剤ではミノキシジル以外の成分配合が違い、わずかにごわつきが軽いアイテムも存在します。
あくまで発毛剤徹底研究会の私見となりますが、リアップ以外の発毛剤の全タイプを実際に使ってみて、どれくらいゴワつき度がどれくらいであるのか比較してみました。
現在発売されているジェネリック発毛剤はどんな種類があるのか、興味のある方はこちらのページをご覧ください。
スカルプD メディカルミノキ5はべたつきが少しマシかもしれない…

リアップの次に市販発毛剤として誕生したスカルプDメディカルミノキ5。
主成分はミノキシジル5%とリアップX5と同じ仕様ですが、添加物に潤滑剤となるグリセリンが配合されています。
この成分のせいかどうか、実際に塗ってみるとリアップX5プラスネオよりほんのわずかですが、薬液のべたつきがマイルドになっているように感じます。
髪のごわつきもリアップほどの強さはありません。
ただ、当会のメンバー複数人で使用しましたが、髪質の個人差によって全く違いを感じない場合もありますので、使ってみないと正しいところはわからないと思います。
リグロEX5はベタつきがやや強め

ロート製薬から発売されているリグロEXはスカルプDメディカルミノキ5と同じくラバーノズルを採用していますが、中身の薬液のスペックは異なり、グリセリンは配合されていません。
そのせいかどうかはわかりませんが、べたつきだけで評価すると、手でも目立つほどべたつき度が高いといわざるを得ません。
使用後の肌のほてりは発毛剤の中でもかなり少ないだけに、べたつきが強いのは残念ですね。。
割安のミノグロウ系発毛剤もべたつきは強い

最後はミノグロウに代表される、市販価格3,000円から5,000円程度の割安価格で10種類以上販売されているミノキシジル発毛剤です。
こちらをひとまとめにしているのは、薬液の成分配合が全く同じかつ、ノズルやボトルも全く同じで違うのはパッケージと名前だけだからです。
便宜上、もっとも最初に発売された「ミノグロウ」に敬意を表して、当会では「ミノグロウ系発毛剤」と呼ばせていただいております。
さて、薬液のべたつきですが、リアップと比べて一目瞭然、リグロEX5と同じくらい強いです。
塗った後にマッサージをしようものなら、その後の手を洗わないといけないくらいのべたつき感。
ミノグロウ系発毛剤のコストパフォーマンスはリアップの半額以下とバツグンに高いのですが、におい、ほてり感もリアップよりも強く感じてしまうので、第一に使い心地を重視する方にとっては、素直にリアップを選択したほうが無難なように思うのが当会の見解です。
まとめ
リアップを塗ったときのべたつきを少しでも解消していくにはこの2つの方法を試してみましょう。
- 塗るときは必ず1cmずつ間隔を開けてトントンする
- それでもベトつくときは、完全に乾かした後、髪の表面だけを水で濡らしてみる(濡れ手でさする程度)
また、リアップ以外のジェネリック発毛剤は、スカルプDメディカルミノキ5を除いて薬液のべたつき感が強いアイテムが多く、これだけで選ぶならやはりリアップシリーズのほうが一日の長があるといわざるをえません。
ごわつき解消のためだけに他の発毛剤に乗り換えるのは正直あまり意味はないと思います。
発毛成分であるミノキシジルの特性上、髪の固まりやごわつきはどうしても避けられないですが、軽くすることはできると思うので、お困りの皆さんはぜひお試しください。
リアップの使用法に悩んでいる方はぜひこちらもご覧ください!