激安発毛剤ミノグロウの効果や使い方を使ってみて評価!価格はどこが安い?

みなさんこんにちは!発毛剤徹底研究の泰人(やすと)@つむじの薄毛対策中です。

ミノグロウ(第1類医薬品)は、ネット通販では最安価格帯で販売されている発毛剤として注目されています。

いったいどんな発毛剤なのか、いろいろな発毛剤の使用経験がある発毛剤徹底研究会の泰人が実際に使ってみて効果や使い方、さらに最安値も含めた価格情報についてもご紹介したいと思います。

この記事の作者…泰人(やすと)

頭頂部の薄毛に悩むアラフォーの中年男性ライター。薄毛に悩む立場として、また発毛剤ヘビーユーザーとして記事を執筆中。twitterでは毎日発毛日記をツイートし、発毛効果が本当に有るのか日々検証している。
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ミノグロウはリアップのジェネリック発毛剤

ミノグロウは2018年の11月に発売された新しい発毛剤のブランド。

ただし、まったく新しい薬ではありません。

ミノグロウには、大正製薬が発売している発毛剤のブランド「リアップ」シリーズと同じ発毛成分である「ミノキシジル」が含まれています。

ミノキシジルは、これまで大正製薬が特許を取得していることから、他社は同じ発毛成分を含んだアイテムを発売することはできませんでした。

以前のリアップのコマーシャルでは「日本で唯一の発毛剤」と言われたのはこんな理由があるからです。

ところが、2018年にミノキシジルの特許保護期間が切れたことから、大正製薬以外の他のメーカーでもジェネリックの発毛剤として自由に販売できるようになりました。

現在ではさまざまなメーカーから、リアップのジェネリック発毛剤が発売されていますが、ミノグロウはその中でもトップバッターとして発売されています。

ミノグロウは激安系発毛剤のトップバッター

ミノグロウが注目されている理由は、発毛剤の中でもかなり格安で販売されていること。

くわしい価格情報はページの後半でしっかりご紹介しますが、先発発毛剤である「リアップX5プラスネオ」の7,752円に比べて、ミノグロウのネットでの実売価格は平均して3,000円台と、ほぼ半額近い値段で入手することができます。

発毛剤徹底研究会の調査で、現在最もやすく販売されている店舗はこちらです。(価格は日々変動するため、最安でない場合もあります)

ただ、これだけ安いとなると、効果や使い心地の面で心配になる方がいらっしゃるかもしれません。

実際のところはどうなのかご紹介いたします。

ミノグロウは理論上リアップと同じ効果がある

ミノグロウに含まれているミノキシジルには、血管を広げ、血流をアップさせる効果があります。

頭皮に浸透させると、毛根の下を流れる毛細血管の血流が増加することによって、髪の成長に必要な成分を送り届けることによって、発毛を促進するメカニズムです。

さらに詳しいメカニズムや効果について気になる方はこちらをご覧ください。

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ミノグロウには、このミノキシジルが現在日本で認可されている最大値である5%の濃度で配合されています。

これは大正製薬の「リアップX5プラスネオ」と同じ濃度であり、理論上はリアップと同じ効果が期待できると考えてかまいません。

リアップでは、発売前に実際に薄毛の人に臨床試験を行っており、その結果を引用すると

  • 6ヶ月以内…約80%の人
  • 1年以内…約90%の人

に発毛に対する効果があることが実証されています。

また、毛細血管の密度が高い頭頂部の薄毛に特に効果があり、ミノグロウの箱裏には効果の期待できる薄毛パターンが表示されています。

このパターンのどれかに近ければ近いほど効果が高いとされています。

最低でも4ヶ月以上の使用で効果が出始める

ミノグロウを使い始めたらからといってすぐに髪が生えるといった即効性はありません。

ミノキシジルはじっくり使うことで髪の成長を促進する効果があるので、最低でも4ヶ月以上の使用が推奨されています。

また、いきなり髪が生えるのではなく、最初は抜け毛の量が減ってきて、気がついたら髪の量が徐々に回復するといったイメージです。

かくいう私も同じミノキシジル5%配合のリアップX5を使い始めて、抜け毛が減ってくるまでには3ヶ月くらいかかりました。(くわしい体験談はこちら)

最初は焦らずにじっくり使い続けるのか効果を出すポイントです。

逆に半年以上使っても抜け毛の量が減らなかったり、髪の量に変化がない場合は使用を中止することがすすめられています。

一定の個人差はあり、誰でも同じ効果が出せるわけではないので注意は必要です。

添加物の配合も少なく、サポート成分の配合はなし

ただし、リアップと同じなのはミノキシジルとその濃度だけ。

他の成分、添加物の配合は違っています。

リアップX5プラスネオと比較した場合、

ミノグロウの配合成分

  • エタノール
  • 1,3-ブチレングリコール
  • プロビレングリコール
  • ph調整剤

リアップX5プラスネオの配合成分

サポート成分

  • ピリドキシン塩酸塩…皮脂の過剰な分泌を抑える
  • トコフェロール酢酸エステル…頭皮の酸化防止、血行促進作用
  • l-メントール…かゆみ防止、清涼感
  • ジフェンヒドラミン塩酸塩…頭皮のかゆみ防止
  • グリチルレチン酸…頭皮の炎症防止
  • ヒノキチオール…殺菌作用、フケ防止

添加物

  • L-アルギニン
  • グリシン
  • 1,3プチレングリコール
  • ジブチルヒドロキシトルエン
  • リン酸
  • エタノール

このように並べてみても大きく違うことがわかります。

リアップX5プラスネオには、ミノキシジル以外に頭皮のトラブルに対処するためのサポート成分が6種類含まれており、薬液の使用感が大きく向上しています。

反面、ミノグロウは、薬液の鮮度や品質を維持するためだけの添加物のみの配合となっています。

この違いがどのように使い心地に影響するのか、ここからは実際にミノグロウを使ってみて確認してみます。

ミノグロウの使い方は他の育毛剤より一手間かかる

発毛剤徹底研究会のメンバーはリアルに薄毛対策をしているため、普段はリアップX5を中心に、たまに他のジェネリック発毛剤を使っています。

初めてミノグロウを箱から取り出して、容器のキャップを取り出してみると、先端のノズルの形がこれまでの発毛剤とまったく違うことがわかります。

ミノキシジルが配合される発毛剤は、1回に塗れる量は最大1mlまでと厳密に決められていて、その量をあらかじめノズル部分に溜めるような構造になっています。

ミノグロウの使い方は、

  • 塗る前にノズルの下にある突起を右の方向「はかる」マークにスライドさせる
  • ボトルを逆さにする
  • 数秒待ってノズルの真ん中の先端に薬液がたまっていることを確認する
  • 逆さにしたまま突起を左の方向「ぬる」マークにスライドさせる
  • そのまま頭皮にあてて塗る

といった手順で塗る必要があります。

実はリアップやスカルプD、リグロEX5といった発毛剤は、容器を逆さにするだけで自動的に計量できてしまいます。

突起の操作が必要なミノグロウは塗る前の計量にひと手間かかる印象です。

ノズルの先端は極端に細く、液体が出たのか少し分かりづらい

計量ができたらそのまま頭皮に押し当てて塗っていきます。

説明書には「軽く押し当てると薬液が出てくる」と書いてありますが、1回に出る量が少ないのか、本当に塗れているのかよくわからない感じです。。

少し強めに押してみるとなんとなく薬液が出ていることがわかりますが、、あまり強く押し当てると今度は多めに出てしまいますし。。

力加減の調整はなれるまで少し時間がかかりました。

最初は少し押し当ててみて、薬液が出ていることを確認してから徐々に力加減を弱めて塗ったほうが良いと思います。

このまま1~2cmずつ間隔をとりつつ、薄くなっているところを中心にしてトントンと押し当てていきます。

頭全体に塗り拡げる必要はないのですが、同じあまりに場所に集中して塗ってしまうとべとつきの原因になるので注意しましょう。

だいたい50回くらいトントンしているると薬液がなくなってきて終了です。

薬液の匂いは強め

塗ったそばから強めのアルコールの匂いがします。

同じ部屋で使用すると「何か塗った?」と人に聞かれるかもしれないレベルとお考えください。

リアップやスカルプDの場合も似たような匂いはするものの、幾分にマイルドになっているのですが、ミノグロウはそれよりも強い印象がありますね。

また、塗った瞬間からピリピリとした違和感(=ほてり)を感じました。

時間が経つと、ピリピリはなくなりますが、乾燥するに従って痒みが出てきたように感じました。(あくまで個人の感想です)

慣れもあるかもしれないので、副作用副作用と騒ぎ立てるほどではないですが、正直いい気分はしません。。

塗った後に髪がべたついたり、ごわつく場合の対処法

塗った後に髪がべとついたり、ごわつきや髪の固まりなど気になる場合があると思います。

これはミノキシジルの特性で、髪質の個人差にもよりますが、どの発毛剤でも起こる現象です。

対処方法としては、

  • 塗るときは必ず1cmずつ間隔を開けてトントンすることを厳守
  • それでもベタつくときは、それでもベトつくときは、完全に乾かした後、髪の表面だけをごく少量の水で濡らしてみる(濡れ手でさする程度)

くわしい対処法はこちらにも書いていますのでご覧ください。

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副作用になる確率もリアップと同じ

ミノグロウに限らず、発毛剤を使うには避けて通れない道。それは副作用です。

取扱説明書には以下のように書かれています。

  • 皮膚…かゆみ、ほてり、かぶれ、発疹など
  • 心臓に関する副作用…血圧低下・心拍数の増加・心筋梗塞
  • 痛みに関する副作用…頭痛・めまい・胸痛
  • 代謝系に関わる副作用…原因不明の急激な体重増加、手足のむくみ

副作用は発毛成分ミノキシジルによって起こるものなので、そのリスクは最低でもリアップと同等程度発生する可能性はあります。

リアップの場合、使った人の9人に1人に副作用が現れたという結果になっていますが、かゆみや発疹など頭皮のトラブルが多く、その他の副作用は確率的には低いものとなっています。

過度な心配は必要ないとはいえ、注意を要する医薬品ではあるので、使っていて万が一副作用が出た場合はすぐに使用を中止してください。

症状が続いてしまう場合は、購入したドラッグストアで薬剤師さんに相談するか、最寄りの皮膚科で診てもらうことをおすすめします。

また、はじめてミノキシジル発毛剤を使われる場合はセット購入は控え、最初は1本のみの購入にして副作用が出ないか、使い心地が問題ないかなどを確認することをおすすめします!

副作用について心配な方はこちらのページも参考にしてみてください。

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ミノグロウの最安価格情報~ネット通販では3,000円台で購入できる

ミノグロウの最大の特徴はその価格です。

Amazonでは現時点で販売されていませんが、楽天市場に出店しているネットショップではミノグロウが数多く販売されています。

日々刻々と変わるため断定できませんが、おおむね1本あたり3,200円~3,500円前後での価格帯が中心となっています。

ただし、サイトによっては送料が別になっている場合もあるので、表面価格に惑わされず、送料無料で最安値の店舗を探すことがポイントです。

時期によってキャンペーンを実施していたり、ポイント増量を行っている場合は実質3,000円を切る価格で販売されていることもあります。

こちらのリンクは、リアルタイムで送料無料で価格が安い順番でミノグロウが出てくる画面に遷移しますので、気になる方はチェックしてみてください。

ミノグロウは薬局など店舗での取り扱いは少ない

ネット通販の取り扱いは多いミノグロウですが、反面、薬局やドラッグストアでの取り扱いは非常に少なくなっています。

発毛剤徹底研究会では、近隣のツルハドラッグ・ココカラファイン・マツモトキヨシ・スギ薬局・ウェルシア・キリン堂といった大手ドラッグストアを訪ね歩きましたが、ミノグロウを取り扱っている店舗はありませんでした。

少し規模の小さな薬局などでは取り扱いがあるかもしれませんが、おそらく販売経路が限られているため、どこにでも置いてある商品というわけではありません。

また、取り扱っていたとしても、実売価格は5,000円前後とネット通販での価格よりも高く設定されていることが多いと思います。

どこにお住まいの方でも安く手に入れるためにはネット通販の利用がオススメですが、どうしても店舗で入手したい場合は、発売元である岩城製薬ヘルスケア部に問い合わせしてみてはいかがでそうか?

ミノグロウとまったく同じジェネリック発毛剤はたくさんある

実はミノグロウには、パッケージと名前が違うだけで、容器や中身がまったく同じ商品が多数販売されています。

ミノグロウの製造元は大興製薬となっていますが、その資本提携先のシオノケミカルという会社が同じスペックでブランド違いの発毛剤を多数発売しています。

そこに至るくわしい経緯はこちらをご覧ください。

5社のうち、後発品会社シオノケミカルは今年3~4月、自社で商標出願をしており、準備万端の様子。発毛効果を認める成分「ミノキシジル」が、リアップシリーズの主力製品「リアップX5プラスローション」(税抜き7048円)と同じ5%配合されていることをパッケージ前面に出し、製品の呼称は「ミノゲイン」「ミノグロー」などを検討しているもようだ。
https://ascii.jp/elem/000/001/687/1687054/

現在ではミノグロウと容器と成分が同じ発毛剤が10種類以上発売されていますが、そのなかでも比較的知名度が高いのが「リザレックコーワ」「ミノアップ」です。

「リザレックコーワ」はスギ薬局などの大手ドラッグストアでの取り扱いが多く、「ミノアップ」はコストコで2本セットで購入した場合1本あたり3,290円で購入することができます。

ジェネリック発毛剤の全アイテムはこちらのページで紹介していますので、気になる方はチェックしてみてください。

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