リアップを洗い流して良い時とダメな時とは?

こんにちは!発毛剤徹底研究の管理人J@毛髪診断士です!

リアップなどの発毛剤を使っている方から、たまにお問い合わせフォームから質問をいただくことがあります。

その中で過去に数件あったのが、「リアップを塗ったあとシャワーで洗髪してもいいのか?」ということです。

これについては「ケースによって洗い流して良い場合とそうでない場合」が存在するので、もう少し質問された方の状況を聞いて回答するのですが、どういう時に洗い流していいのか簡単にまとめてみましたのでご覧ください。

なお、こちらはリアップ以外にもミノキシジルが配合された発毛剤すべてにあてはまることなので、私の体験をご参考にしていただければ幸いです。

リアップを洗い流して良い場合

頭皮がかゆくなる

塗った直後から頭皮がかゆい、もしくは時間が経って頭皮がかゆい場合はすぐに洗い流したほうがいいです。

私も実は最初にリアップを使い始めたときにいきなりかゆみが起こっていたんですが、その時はガマンしていました。

すると寝る間際になってよけいかゆくなってきたのでその時はやむなく洗い流しました。。。

その後日を空けて再度つけたりしていたら、次第にかゆみはなくなってきたのでそのままずっと使い続けているんですが、、、(慣れもあるんでしょうか?)

そもそも頭皮のかゆみは、リアップを塗ることによって起こる副作用のひとつとして数えられ、放置しておいて良いものではありません。

ヘア細工kる

かゆみの程度にもよりますが、特に使いはじめていきなりかゆみが起こった場合、時間が経ったらさらに増える場合があります。

もったいないと思ってもすぐに洗い流すことがおすすめです!

ちなみに洗い流すときは水ではなく、ぬるま湯以上のお湯で洗い流す方が良かったですね。

私はただの冷水で最初洗ったんですが、なぜか髪にカピカピが残ったような感じがしていたので、35℃くらいのお湯モードにしてもう一回洗ったらさっぱり流すことができました。

あまりにひどい場合はそこでリアップを使うことはやめたほうが良いと思うのですが、それほど重度でない場合は1~2日置いてもう一回試してみて、かゆみが減っていなければそのまま使い続けてみても良いと思います。

頭皮がほてる

かゆみとおなじように、塗ったら頭皮がじんじん熱くなるような感じの場合も同様です。

ただし、こちらは塗ったら多くの人が感じる症状なのですが、個人差は非常に激しいです。

私も今使っていても、軽いほてりは感じますが、使うのをやめるほどひどいものではありません。

ほてりがあることでいわゆる「塗った感」が出てくるので、ほてりがないと逆に心配というか…。

自分にとって気にならないほてりであったらそのままでも良いのでは?と思います。

明らかに違和感があったり、耐えきれないほどひどい場合は潔く洗い流して使用をやめてすぐに洗い流すほうが絶対に良いと思います。

薬液をつけすぎてしまった場合

リアップは1日2回、1回につき上限1mlまでを使うことがリアップの用法用量で定められています。

1mlはノズルで自動計量されるため、つけすぎはあまり起こらないと思いますが、1箇所に集中して塗ってしまったり、朝塗ってなかったから夜2回分まとめて塗ったなどの場合は洗い流したほうが良いです。

たくさん塗ったらそれだけ効果もあるのでは…と最初思っていましたが、大正製薬のお客様相談室に聞いてみたところ…

「1日2回より多く使ったり使用量を増やしても、毛成長の速度が早くなり発毛効果が高まることはありません。」

指定量以上にたくさん塗ったとしても効果はそもそも変わらないそうです。

それどころか、副作用のリスクも増える可能性もあるので注意が必要ですね!

自分には副作用がでないと過信する方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、やはり臨床試験の結果、一定の割合で起こってしまうことでもあるので安全に使うのであれば用法用量はしっかり守るべきだと思います。

次にリアップを洗い流してはいけない場合をご紹介します。

髪がべとつくからリアップを洗い流すのはNG

先ほどご紹介したような副作用が起こっていない方で、塗って髪がべとつくから、さっぱりさせるためにすぐに洗い流してしまうのはよくありません。

リアップは頭皮についた瞬間すぐに浸透するのではなく、完全に水分がなくなるまで時間をかけて浸透していきます。

塗ってからあまり時間を置かず洗髪してしまうと、せっかく塗った成分が十分に浸透しないまま洗い流すことになってしまい、せっかくの発毛効果を発揮させることができません。

メーカーである大正製薬でも言い回しは若干異なりますが以下のように回答されています。

リアップシリーズをつけてからどのくらいたてば頭を洗っていいですか?

塗布後洗髪する場合は、できるだけ時間をおいてから行うようにしてください。

特に夜リアップを塗る時に想定されることですが、洗髪前にリアップを塗ることも成分の浸透させる時間が短くなることからやはりよくありません。

頭を洗ってからリアップを塗ることを心がけましょう。

髪がごわつく場合は塗り方を工夫してみる

そもそも髪のごわつきには個人差があり、髪質の違いが大きく影響するそうです。

おなじように大正製薬のお客様相談室に確認したところ、

寝起きに髪がペタッとなる髪質の人はごわつきにくく、寝癖がしっかりとつく人はリアップをつけるとごわつきを感じやすい傾向にある

なのだそうです。(私も寝癖がバッサリつくタイプです(笑)

ただ、その場合塗り方を工夫することによって解消できる場合があるそうです。

私も実際試してみてある程度解消できたのですが、その方法とは、

「1~2cmほど間隔をあけながら塗布する」というものです。

リアップX5プラスの塗布風景

毎日同じ塗る作業を繰り返してたら陥りそうなのですが、ついつい薄くなっているところを中心に狭い範囲で塗ってしまいます。

集中的に塗ってしまうと、薬液が固まりやすく、髪のごわつきの原因になってしまうそうです。

薄毛が気になる箇所を中心にしながらも、はがき1枚分の広さにトントンと塗っていくと比較的薬液が集中せずばらけて塗ることができます。

髪が固まるからリアップを洗い流すのはNG

おなじように、髪が固まってしまうから洗い流したいと思う方もいらっしゃいますが、これも成分が浸透しづらくなることから洗い流すことはよくありません。

これも塗り方によってある程度解消できる場合があります。

私も最初ノズルの当て方に迷いましたが、ノズルを当てる時に髪の毛を巻き込んでしまうと、髪につきやすくなり、結局髪も固まってしまう状況に陥っていました。

リアップは髪の毛につけるのではなく、頭皮につけて皮膚に浸透させていってはじめて発毛効果をだせるので、まず髪の毛につけること自体がよくありません。

できるだけ髪をかき分けてノズルを頭皮にあてることで少しはマシなようになった気がします。

それでも髪が固まる場合は、「塗って完全に自然乾燥した後、髪だけを少し水で濡らしてみる」ことである程度解消することができます!

これは同じ発毛剤徹底研究会のある一人が偶然水をつけてみたら解消できたというウラワザです。

軽く手を水で濡らしてから、濡れ手で髪の毛の表面をさするようにしてみてください

髪質にも影響されますが、私はこれでかなり髪の固まりをとることに成功しています。

念の為これが本当に有効であるのかお客様相談室で聞いてみましたが、

髪のごわつきが寝癖のようにみえてしまう場合は社会人としての身嗜み上よくない為、少量の水で髪を濡らしてからくしで解いて整えた方が良いのではと思います。

手ではなく、髪を濡らしてからクシをつかってといてみるのもおすすめみたいですね。

まとめ

かゆみやほてりなど、リアップの副作用に当てはまる場合を除き、基本塗った後に洗い流すことはそれだけで効果の低下に繋がります。

もし髪のごわつきやべとつき、髪の固まりに悩んで洗い流したいと思っている方は、使い方を一度見直してみると、解消できるかもです。

リアップの使用法に悩んでいる方はぜひこちらもご覧ください!

[リアップの使い方リンク]
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