育毛剤全般の副作用

大前提として、副作用の恐れがゼロである育毛剤は存在しない、ということをまずは頭に入れておく必要があります。しかし、副作用になりやすい育毛剤となりにくい育毛剤は存在します。

それらを確認することができるのが育毛剤のグレードです。グレードは国ごとによって判断基準が異なりますが、日本では厚生労働省が薬機法で定めた基準によってリアップの属する第一類医薬品・医薬部外品・化粧品と3つのグレードに分けられています。

表にまとめると、第一類医薬品から順に発毛・育毛効果が期待できるものの、一方で副作用のリスクも高いということになっています。

グレード効果副作用リスク
第一類医薬品軽度な疾病に伴う症状の改善副作用リスクが認められているため、医師や薬剤師の相談後購入可
医薬部外品脱毛の防止、育毛有効成分や配合量上限は国が定めているため安全
化粧品頭皮、毛髪を清浄にする。すこやかに保つ。医薬品・医薬部外品の指定成分以外は何をどれくらい配合してもOKなので管理はされていない。

この通り、効果と副作用はトレードオフの関係にあるということですね。では実際にこれらのグレード別に副作用はどれだけ発生するのかまとめてみました。

グレード別にみる育毛剤での副作用率とその症状は?

第一類医薬品であるリアップの副作用率は8.0%

効果もあるし副作用リスクも高い医薬品は、「効果がありすぎて副作用の可能性があるから購入前にお医者さんに相談してね」と薬機法にて販売方法まで定められています。

では、実際の副作用率はどうなのか?
日本で販売されている医薬品グレードの育毛剤はリアップだけですのでその副作用率を調べてみると、販売会社である大正製薬が医薬品の承認申請時に提出したデータで「副作用率は8.0%」と公表されていました。(参照)実際にどのような症状かといえば、循環器系、皮膚、神経系、代謝系と様々な症状が想定されており、下の表にまとめましたが、具体的な詳しい内容についてはこちらのページに詳しくまとめています。

循環器系の異常血圧低下・心拍数の増加・心筋梗塞
皮膚の異常発疹・かゆみ・かぶれ
神経系の異常頭痛・めまい・胸痛
代謝系の異常急激な体重増加、手足のむくみ

医薬部外品グレードの副作用率は限りなくゼロに近い

まず、先述している通り、医薬部外品は医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律により、国が安全と認めた有効成分を定められた上限量しか配合できません。

国が効果の範囲を定め副作用にならないように管理しているということですね。ですので、基本的に医薬部外品育毛剤である限り副作用になることはほとんどないと言えます。

現実に厚生労働省医薬部外品の副作用報告によると、H27年4月1日〜7月31日までの間に、医薬部外品育毛剤を使って副作用の報告があったのは0件でした。

こうして公式なデータから見ると医薬部外品育毛剤といえども副作用の可能性は0%ではないが、限りなく0%に近いということがわかりますね。

ただ、本当に副作用にならないのか??医薬部外品育毛剤のさまざまな口コミを調べてみると0%ではないようです。

例えば、ポリピュアEXという医薬部外品育毛剤。ポリピュアの利用者のサイトによると、メーカーに問い合わせた結果、「1年に1~2人ほどは肌への違和感などの問い合わせがある」(中略)「年間に2人、なんらかの違和感などの症状を報告した人と推定する、 2(副作用人数)÷222,222本(年間平均販売本数)=0.0009%」とのことでした。

現実に育毛剤の口コミやレビューを見ていると、少なからず副作用は発生している現実はありますね。個人差が多い部類ですが、ひとつ考察できるのは、有効成分そのものではなく、同時に配合しているアルコールに問題があるかもしれません。

アルコールは配合している成分の鮮度を保つため(防腐)と、頭皮への浸透度を高めるために配合しています。

人間の皮膚は外部から殺菌などが侵入しにくいように膜で覆われているのですが、アルコールにはその膜を破る力があり、成分を毛穴に浸透させやすくする効果があります。

一方で膜を破る訳ですから、そのタイミングで菌も一緒に入ってしまいまれに皮膚が炎症を起こすことがあるようです。

ですので、具体的に現れる症状も肌への違和感などにとどまり、リアップのように循環器や神経といった内臓系の副作用まで心配することはありません。

化粧品グレードには公的なデータが存在しない

化粧品グレードの育毛剤は髪の毛をすこやかに保つ効果しか期待できないと定義されているため、発毛効果も育毛効果もないといえます。効果がないと定義している以上、その副作用について測定しているデータも公的には存在していません。

では、化粧品育毛剤は副作用にならないのかといえば、医薬部外品と同じくアルコールを配合している以上、同じような副作用になる可能性があると言えますが、せいぜい肌への違和感や炎症、あとはフケといった皮膚の副作用にとどまるでしょう。

個々の成分においては、独自の検証を行っているところもあり、例えば最近の化粧品グレード育毛剤には軒並み配合されているキャピキシルという最新の成分ですが、開発メーカーのルーカスメイヤーコスメティック社のプレスリリースによると副作用の可能性はないとのことでした。(without causing side effect との記載があるのがわかりますね!)

できるだけ副作用になりにくい育毛剤を選ぶには?

このように見てみると副作用に絶対なりたくない!という方は、まず医薬品を除いた医薬部外品か化粧品グレードの育毛剤から選ぶべきでしょう。

ただし、化粧品グレードについては、公的なデータがない以上きちんとした副作用に関するデータはほとんど落ちていません。 また、効果的に見ても最先端の成分を配合はしていますが、保証されている成分ではないということから、安心で効果が保証されている育毛剤は医薬部外品といえるでしょう。

しかし、その医薬部外品育毛剤でも、ほとんどの商品に配合されているアルコールによる副作用はゼロではないとは言い切れません。とくに元々肌質が弱い、かぶれやすいといった方は心配すべき事項でしょう。

副作用リスクを限りなくゼロにしながら育毛に取り組む方には最適な育毛剤であるといえますね。

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これらのこだわりで実際に使ってみるとほとんど水と変わりない使い心地でベタつきや刺激はほとんどありませんでした。

1本で約2ヶ月使用でき、30日間全額返金保証制度もあり、とにかく使い心地の良さと副作用が気になる方にはオススメの育毛剤と言えるでしょう。

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